ミラノのミランポイントと、セードルフ経営の創作寿司店フィンガーズへ

10日(土) ミラノ散策

今日の朝食は、昨日おいしくない夕食を食べたのと同じ、アタホテルエグゼクティブのレストラン。
場所は同じだが、今日はベーコンは温かく、フルーツは多く、クロワッサンはおいしく、昨夜とは別のレストランのようだった。
このレストランのクチコミが良かったのは朝食の事だったのだろう。
夜は客はまばらだったが、朝はホテルに泊まる客はほとんど食べに来るので手を抜けなかったのだろうか。

イタリアは、食前におしぼりやウェットティッシュがついてこない。
このサービスに慣れてしまった日本人は、ウェットティッシュは必需品かもしれない。

今日の予定はミラノ中心部とナヴィリオ運河方面の散策。
いくつか行きたい店は決めてある。
9時半にホテルを出て、ガリバルディ駅からランツァ駅まで伸びる道を徒歩で移動。
カフェや雑貨屋が多く、入ってみる店が多かった。

ランツァから、モンテナポレオーネやスピーガ通りのミラノらしいブランド街へ抜けたが、雑貨屋だけ入って終了。
私たち2人はブランド物に興味がないのだ。
買うならアウトレットで買います。

サンバビラ広場の方から見えるドゥオモの後ろ姿が歩けば歩くほど大きくなっていく。
ドゥオモは特に見たいと思ってなかったが、さすがミラノ名物、創造より規模が大きく、一見の価値はある。

ドゥオモ周辺には黒人の物売りが多数いた。
ミサンガを無理やり渡してくるのがほとんどだったが本当にしつこい。
渡してくるというより、勝手に手の上に乗せてくるのだ。
黒人に対するイメージは急降下し、見たくもなくなった。
彼らに話かけられたら「NO!」と言って無視だ。

ドゥオモ前で初めて日本人カップルに会った。
日本語で「撮るよー」とカメラを構えていたので、「撮りましょうか、懐かしい言葉が聞こえてきてうれしいです」と話し、写真を撮った。
彼らも私達の写真を撮ってくれた。
空港以来初めての日本語に妻も安心。
この日はカメラとサイフだけという軽装備で行ったので警戒する事も少なく、決められた時間や場所があるわけでもなく自由行動だったので、昨日よりはずいぶんリラックスしていた。

ここで昼12時。
ドゥオモ広場から南西に抜け、ティチネーゼ門付近へ。
このあたりで毎週土曜日に泥棒市場というのが開催されているとるるぶに書いてあったが、どこを探してもやってなかった。

のどが渇き、疲れ果てて見つけたオアシスが、カルフール。
大阪に住んでいた時はカルフールの惣菜を毎日食べていたが、またミラノでお世話になった。
100%オレンジジュース1L2ユーロ(250円)、夜食用にポテトチップ1ユーロ(125円)。
このポテトチップは200g入りでこの価格。
他にもカルフールブランドのパスタが0.39ユーロ(50円)など、カルフールのプライベートブランドは一人ディスカウント合戦をしていた。

ACミラン直営ショップ、ミランポイント

その後に、今日のマストポイント「ミランポイント」へ。
ACミラン直営ショップで、明日の試合観戦で着るユニフォームはここで買うと決めていた。
入ってみると、地下への階段が続き、地下1階は写真や記念品置き場で思ったより狭く、ショップは地下2階と書いてあった。
広いのに他に客がいなくて入りづらい店だ。

地下2階に降りるととても広い店内にミラングッズが多数並び、やはり客はいなかった。
店員は3人もいる。ミラン直営なのでここで儲かってなくてもやっていけるのだろう。
店内を一通り見て回ってユニフォームコーナーで値段をチェックしてみると、値段が書いてない。
すると店員が話しかけてきた。
今シーズンのユニフォームは100ユーロ、昨シーズンのなら70ユーロだと教えてくれた。

ここのユニフォームは他で売っているのと違い、背番号に選手のサインが書いてあった。
2枚購入の意思を伝えると、「4枚買ってくれるなら1枚あたり10ユーロディスカウントするよ」と言われたが、ノーサンキュー。
その後もなにかとディスカウントの話があったがノーサンキューし、予定通り2枚購入した。
レプリカのユニフォームなら露天で20ユーロで売っているのを見てからここに来たが、せっかく本場のセリエAを見に行くので本物を着る事にこだわった。

14時50分。
あと1km東へ歩いたあたりに今夜のレストランを予約してあるが、予約時間が20時なので、一度ホテルに戻る事にした。
タクシーか電車で戻ろうと思ったが、妻が電車が怖いので歩いて戻ろうと言うので、来た道とは違うルートで歩いて帰る事にした。

ドゥオモ広場からスフォルツェスコ城へ抜ける道はミラノらしいおしゃれなショッピングゾーンだった。
ロクシタンの店があったので入ってみると、免税店で2500円だったハンドクリームが18ユーロ。
1ユーロ125円の今なら2250円。
免税店のが安いと自慢げに言っていたおっちゃんに教えてあげたい。

そういえば、街中でりんごをまるかじりしながら歩いている人をたまに見かける。
空港からホテルへ向かうバスの中の灰皿にも、りんごの芯が突っ込まれていた。
この国でのりんごの存在は、日本でいうカロリーメイトあたりかもしれない。

ブレラ通りもカフェが並ぶおしゃれな通りで、多くの人で賑わっていた。
もういいかげん足がクタクタだったので、ジェラート屋に入った。
マンゴー味、レモン味、ラズベリー味を食べ、どれもおいしい。
イタリアは何を食べても口に合う。

旅行に出発する前にアメリカ在住の私の姉に「おみやげ希望はある?」と聞いたら、「紙コップを」と言っていた。
彼女はアメリカはもちろん、旅行した国々で紙コップを持ち帰り、HPにアップしていて、それに協力してくれという事だ。
「都市名と店の名前をメモっといて」と。
JALのコップ、ホテルのコップ、ジェラート屋のコップ、これで3つ目。
おかげでどこへ行っても紙コップを探してしまう。
実はセントレアで買ったお菓子「ジャガビー」も、外箱が紙コップを入れるのにちょうどよかったので買ったものだった。

この国では路上に縦列で駐車している事が多いが、その車間距離は半端なく狭い。
前に20cm、後ろに20cm空いているだけなんて日常茶飯事だ。
くっついていた事もあった。

どうやって出るのか興味があったが、この日その場面に遭遇した。
フォルクスワーゲンに乗る若いカップルが出る所で、後ろにはBMWが停まっていて、普通は出れない。
フォルクスワーゲンは動きだすと、BMWのバンパーにぶつけた。
というか、ゆっくり当てたのか。
ハンドルを切って前進し、もう一度切り返して出て行った。
日本では、いわゆる当て逃げだ。
車好きなしんたは日本に生まれてよかったと思うのだった。

この日歩いた距離は6kmぐらいになると思うが、ひろみちゃんの足に豆が3つできた。
豆5つでラッキーチャンスなのでがんばってください。

この日記は11日の朝6時に書いてます。グッタリして早く寝て、翌日の早朝に書くルーティーンができた。
この時間になるとテレビの5チャンネルで20分置きぐらいに天気予報がやっている。
11日は午前中雨、午後は雨のち晴れ。
最高気温15度、最低気温9度。
15時からサッカー観戦なので微妙な天気だ。
まだチケットを買っていないので、今後の旅行日程もあるので行くのをやめる事も考えていた。

人気の寿司店、Finger’sへ

さて10日の夜ごはんは、ACミランのMFセードルフが経営する日本食レストラン「Finger’s」へ。
セードルフが経営というだけで行ってみたい店ではあったが、ミラノのレストランでクチコミ4位というから旅行者にも大人気のようだ。
そこに行くために、初めて地下鉄に乗った。
地下鉄はスリが多いと予習していた警戒係の妻も、タクシーで行くと2000円、地下鉄は安いよと伝えると、しぶしぶ地下鉄の利用を承諾、地下未体験ゾーンへの突入が決定した。

フロントにいた日本人に乗り方を聞いてから行ったが、英語の自販機を操作して切符を買う事まで聞いてなくて、とても不安だった。
しかしさわってみるとそんなに難しくはなかった。
「language」で「English」を選びOKボタン。
下ボタンで上から3つ目の「standardなんとか」に合わせ、OKボタン。
1人1ユーロのマークが出たら、上ボタンで2人2ユーロに変更して、硬貨かクレジットカードを入れると、下から切符が出てくる。
あとは地下鉄の路線図で行きたいライン(1~3)を確認してそのラインの自動改札を通し、終点の名前が表示されているホームへ行く。
終点の駅の名前がかいてある電車しか来ないので、路線図で確認して乗る。
私達の場合はgaribaldi fsからporta romana駅まで行きたかったので、まずライン2のcolognonord行きかgessate行きに乗ってcentrale fsまで行き、ライン3のs donato行きに乗ってportaromanaで降りた。
切符は1枚1ユーロ。1日券3ユーロ、2日券5.5ユーロ、回数券10回9.2ユーロもある。

切符売り場では2回話しかけられた。1つは切符の買い方を聞かれ、もう1つは「荷物を見といてくれ」みたいなやつで、断った。
地下鉄内は、やはり地上よりは治安が悪そうな雰囲気で、移民風の人や黒人が多く、地下鉄の扉の窓にはすべて落書きがあった。

19時にホテルを出て、Finger’sに着いたのは予約の20時の5分前だった。
切符の買い方で迷っていたので1時間もかかってしまった。

店の近くに着くと「ライターを貸してくれ」と声をかけられたが無いと断った。
ここ2日で何回か声をかけられたが、アラブ系か黒人ばかりで、トラブルの可能性にしか感じない。

Finger’sは店の場所はわかりやすかったものの、「Finger’s」と書いてなくて、変なロゴだけが描いてあり、この店がほんとうにFinger’sなのかと店の周りを一回りしてしまった。
店は和風の造りで場所もバッチリなので中に入ってみると、店員の胸にFinger’sと書いてあり一安心。
予約もできていたようだ。
客に20代は少なく、ろうそくの光がメインの落ち着いた雰囲気だ。
客に日本人は見当たらないが、ウエイトレスやオープンキッチンには日本人風の人が見える。

注文を取りにきたのはイタリアっ娘だった。
メニュー表は「kaisen sarada」、「nigiri sushi」などと書いてあり、説明が英語で書いてあったのでわかりやすかった。
フィンガーズサラダ、ブラジル風創作寿司、鮭のホットロール、にぎりスペシャル(名前はすべてうる覚え)をオーダーした。

フィンガーズサラダはレタスに刺身をちりばめてニンジンのソースをかけたもの。
ブラジル風創作寿司は、サーモンとアボカドの押し寿司。
鮭のホットロールは鮭とチーズをのりで巻いて揚げたもの。
にぎりスペシャルはトロ+フォアグラ、サーモン+うずらの卵など、見ただけでおいしい組み合わせと分かる創作寿司だ。


さすが人気店、ここはどれもおいしい。
昔行ったハワイの寿司屋がとてもまずかったので、生ものは日本の方がおいしいと思って期待していなかった。
日本の寿司屋よりも創作に凝ったメニューのオンパレードで、ミラノで4位なだけはある。

途中で日本人のウエイトレスが話しかけてくれて、にぎりスペシャルの説明を担当してくれ、普段は出さないという暖かいお茶をサービスしてくれた。
ホテルのフロントの日本人男性もそうだが、日本人が現地語ペラペラで海外で働く姿はかっこいい。

帰りの地下鉄はもう慣れたものだったが、この日も歩き疲れてホテルに着くとグッタリだった。
警戒係の妻は今日はリラックスしていたものの、部屋に帰ってくるといつも通り、ベッドの下に人が隠れていないか確認していた。

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